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斬線(造語)の作り方

今回は某所のにコメ頂きましたので、【吉里吉里】ちびミクでシネスコ演出の4:39あたりの斬線(造語)の作り方です。
これを作ってる時にマルチトランスを思いついたと書きたかったのですが誤解を与えてしまったようで、そのお詫びです。
とは言っても、やってる事は過去の斬撃のエントリーでやってる事と全く同じで、音はエントリーで使った音を多重で重ねたwavを作ってるだけです。
作り方がわからないのはおそらく線自体だと思いますので今回はそれの作り方です。
これはフォトショップの使い方の講座ですので、今回は記事のみで動画は作ってません。
さてこの斬線の作り方は分かってしまうとなーんだと言う程度の事なのですが、種明かしすると暗い部分から順次表示していくと言うユニバーサルトランスの特性を利用した一枚絵です。

まずパスを作ります。

パスは図のように1本で奧に表示させたい線から方向を考えながら引いていきます。
書き終わったら、それと同じくらいの長さ(長すぎるかなと思うほどでもOK)で画面の外にパスを適当に伸ばします。
どうせそこは写らないので適当でかまいません。

次に描きたい太さのブラシを設定します。
特に自由に太さを設定して大丈夫ですが、ブラシの間隔は狭い方が良いと思います。
設定したらパスを”パスコンポーネント選択ツール”等で選択して右クリック>”パスの境界線を描く”で、ブラシを選択。
強さのシミュレートにチェックを入れて”OK”です。




後はその線にスタイルで光彩などを設定すれば斬線の出来上がりです。



これを反転するとルール画像が出来上がります。
この作画で手前から奧への斬線が表示されるわけです。

ちなみに逆に奧から手前は、ちょっとこの方法では完成度が低くなります。
理由は交差してる部分がかなり大きくなるのでその部分が切れて見えるからです。
それに対応するには、例えば3種類くらいに奥行きを変えた斬線を描いて、それを順次重ね合わせていけばうまく行くのでは無いかと思います。
その場合の斬線の引きはちょっと工夫が必要だと思いますが・・・
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和人@Light Works

Author:和人@Light Works
九州の片田舎福岡で活動するソロプロジェクト『Light Works』の雑記ブログです。
主にゲームシナリオ・吉里吉里・after effectsに関係する話を中心に書きたいと思います。
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